第14章 クリスマス【ドッグカフェ】✳︎寺本俊
何度も何度首元にキスを落とす
犬たちは空気を読んでか俺たちのそばには寄ってこない
俊「明結さん。。頭、撫でて欲しいです……」
明結『〜〜っ。じゃあ、一回離れて。。』
俊「ん。」
一度明結さんから離れ目の前で犬みたいに伏せる
犬ってこんな感じだよな?っとか思いながら下から明結さんの顔を見上げる
よっぽどさっきのが恥ずかしかったんだろう真っ赤頬をしたまま驚いていた
俊「ほら、早くナデナデしてください。」
明結『わ、わかってる!!』
ゆっくり、ゆっくりと手が伸びてきた
あと少しで俺の頭に触れる……
そんな時
ガチャッ
雪「はーい!ココア2つおまちどーさん!」
明結『っっ!!!』
俊「……もうちょっとだったのに。。。。」