第1章 月島蛍 ずっと欲しかったもの
月島side
はぁはぁと浅く呼吸を繰り返す先輩の頬に優しくキスを落とす
そろそろいけそうかな‥?
先輩のエロすぎる姿をみて僕自身の欲の塊ももう我慢の限界がきていた
「今から‥もう一回頑張れますか‥?もっと大きいのが入るから‥苦しいかもですけど‥気持ち良くなってなってもらえるように僕も頑張りますから」
先輩の耳元で話しかけるとビクッと身体を震わせる
『っ‥わたし‥ばっかり‥やだっ‥』
ずきっと一瞬胸が痛む
やっぱり焦りすぎたか?まだ早かったかもしれない‥と思った時だった
『蛍くんにもっ‥気持ち良くなってもらうには‥どうしたらいいのっ‥私ばっかり気持ち良いのっ‥やだ‥』
「ーっ!!!」
心臓をギュッと掴まれたかと思うくらいの衝撃
涙で潤んだ瞳で見上げられて‥そんな事言われたらやばいでしょ‥
「僕は‥後で一緒に気持ち良くなれますからっ‥大丈夫です‥」
先輩の真っ直ぐな瞳をじっと見つめると納得がいかないようで駄々をこねはじめる
『後では‥だめなのっ‥私もしてあげたいっ‥だから教えてくれなきゃ‥やなの』
なんですかこの可愛すぎる生き物
純粋すぎるこの人は自分がどんな事を言っているのか分かっているのだろうか?
いつかはそりゃ‥先輩にしてもらうのも夢だったけど‥初めてでは流石にっ‥
そう思いながらも期待してしまった身体は正直に反応してしまう
『私のお腹に当たってる‥あったかくて硬いのは‥?』
「っ‥これは‥」
僕のはだけた浴衣の隙間からパンツを押し上げてすでにパンパンに膨らんだ欲の塊
先輩の手が伸びてきて
細い指先でスリ‥とパンツの上をなぞるから僕の身体がびくんと大きく揺れてしまう
『っ!!ここが‥蛍くんの気持ちいいところなの‥?』
首を傾げながら聞いてくる先輩
「んっ‥そう‥ですよ‥」
少しの刺激だけでもイッてしまいそうになるから軽く唇を噛み締めて耐える
『じゃあ‥もっと気持ち良くしてあげたいっ‥どうしたらいいか教えてっ』
「っ!!!そんな事言って‥どうなっても知りませんよ?途中で恥ずかしいって言っても止まってあげられませんよ?」
真剣な眼差しで先輩を見つめると
熱を含んだ声で小さく返事する
『んっ‥うん‥いいから‥教えて?』
積極的な先輩にこのまま挿れてしまいたいくらいの気持ちになる