第4章 優しい交わり
「あっ、あぁ……!」
図らずも漏れ出した声を聞き、
ミケは少し頬を緩めると
「その声を聞くと、俺も興奮する。」
そう言って強く腰を打ち付けはじめた。
アンはミケの首に手を回すと、
ミケのものを深くまで受け入れる様に
ミケを引き寄せる。
耳元で聞こえるミケの荒い息遣いは、
ますます興奮を誘い、陰部は小刻みに締まる。
ミケはアンの喘ぐ声を耳元で感じながら、
高揚した気持ちをぶつけるかのように
激しくアンの中を突き続けた。
「っ……!あぁん…、も、ダメですっ……!」
アンは陰部の疼きに耐えられず、
声を上げると
「…おい、まだ入れてから
少ししか経ってないぞ。」
ミケは少し顔を綻ばせながら動きを止める。