第12章 そうなる前に
「なぁコビー!会ってみたくねぇか?」
「僕も一度会ってみたいですけど‥」
「なぁコビー知ってるか?宝石族の島消すんだって」
「えぇ!?」
コビーは持っていた飲み物を落としてしまった
「おい!コビー!何落としてんだよ!せっかく買ってやったのによ」
「ごめんヘルメッポさん‥今の話どういう事!?詳しく聞かせて!」
「この前たまたま聞いちゃったんだよ!バスターコールするんだってよ?」
「いつ!?」
ヘルメッポはため息をついた
「それは俺も知らねぇよ!てかなんでお前がそんなに気にすんだ?関係ねぇだろ?」
「バスターコールをする理由はなんですか?」
「都合が悪いことでもあんじゃねぇの?」
「宝石族の生き残り‥その子の故郷をバスターコール‥ヘルメッポさん!ヘルメッポさんの故郷をバスターコールされたらいやですよね?」