第35章 ドーナツ
カタクリはの部屋に向かった
「おい‥少し‥いいか?お前と話がしたい」
だが反応はない
(‥寝てるのか?)
カタクリはドアをゆっくり開けた
(いない‥‥どこかへ行ったのか?)
の姿はなかった
「ん‥‥?この匂いは‥」
カタクリはキッチンに向かった
(この匂いは間違いない‥俺の好物のドーナツ‥一体誰が‥‥作っているんだ‥?ここにシェフはいないはずだ‥‥)
カタクリはの姿を見つけ足を止めた
(なぜ俺の好物のドーナツをあの女が作っている?なぜ‥キッチンにいるんだ‥‥)
はカタクリに気づき手を止めた
「‥ここで何をしている」