第3章 *3
みつの上に座った瞬間
クルッと方向を変えられ押し倒された、
『み…つ?』
みつ『俺の為とか期待…すんじゃん。』
『期待…?なんの?』
みつ『お前はバカだから分からない。けどあんま期待させんな。』
“もっと好きになっちゃうじゃないか”
『あの…離して?』
みつ『…ぁ、おう。ごめん』
みつは私の身体を起こした。
みつ『お前、髪綺麗だよな。サラサラじゃん。』
『そう?ありがとう。』
みつ『てか、軽いなお前、何キロだ?』
『46キロです』
みつ『は?軽っ。……あっ結べたぞ』
『わあっやっぱ綺麗。ありがとう。』
みつ『おう。じゃ行くぞ』