第11章 お代わりしょうくん♪
「さぁ〜としくん♡」
「ん〜?」
俺は、お揃いで買った色違いのマグを智くんの手から取り上げて、んぎゅっと智くんに抱き付いた
「ねぇ、智くん♡」
「なぁに?」
「えっちしよう♡」
智くんとお付き合いするコトになり、晴れて初エッチを成功させ、チェリーを卒業したあの日から
3ヶ月が過ぎようとしていた
一応曲がりなりにも一端のサラリーマン(←なんだそりゃ?)だった俺は
月金で毎日朝から晩まであくせく働かなきゃならない
そうすると
家同士が遠い俺と智くんは、必然的に逢うのが週末のみになってしまう
今まで付き合った彼女たちと、週末しか逢えないことに何の不都合も不満も感じて居なかった俺だったが
智くんと週末しか逢えないなんて、不都合がありまくりだし、不満不平も甚だしい
で
智くんちの方が広いし、何故か会社にも近かったので
「週末しか逢えないとか有り得ないから、俺、智くんのマンションに引っ越すね♡」
とかっつって、付き合い出して1ヶ月で智くんちに(勝手に)お引越
そんな訳で今現在、智くんとめくるめく同棲生活をえんぢょいしているのだ♡