第2章 高校生活大激変
ー朝のHR後ー
『さて、おじさんが転校してきたわけだが…』
「おじさんって言うな。これでもまだ若いおにいさ」
『あのね、今日のお弁当のオカズにはね、エビフライが入ってるの!私エビフライ好きなんだぁ〜!!』
「話遮っておいて、且つ全く初手で話した内容とかけ離れた話をするな。」
『ターのお弁当にも入ってるはずだよ?』
「ター?俺お前にそんな風に呼ばれるのごめ」
『喉乾いちゃった。お茶飲もー。』
「おい。」
『ふぁい?』
「人の話を最後まで聞け。デブス。」
『あ、デブスって言った!今デブスって言った!(泣)』
「話を聞かねぇお前が悪い。」
『うっ………。だかりゃって…、しょんなことぉ、言わなくても…いいじゃん……っ!!』
「泣くなよ。」
『泣くわよ!失礼な事言いおってお主!』
ー授業中ー
先「で、あるからして…」
『わかんない…なんもわかんない…!』
「だろうな。」
『うるしゃい…』
キーンコーン…
先「おっと、そうしたら続きはまた次回の授業で」
ーお昼ー
『終わったーー!!授業終わったーー!!ごっはん!ごっはん!』
「ほぉ…なかなか美味そうだな…。」
『うちのおきゃんが作るお弁当は世界一だからね!さぁ!食べよう!』
「おう。」
モグモグ…
『おいひぃ〜!ねぇ!ター!どう?美味しい??』
「あぁ、美味い。」
『ターのエビフライちょーだい!』
「やだ。」
『私の人参あげるから!ね?』
「等価交換になってない。丁重にお断りする。」
『そっか…じゃあにんじ』
「だからいらねぇって!」
ー授業中ー
『すやぴー…すやぴーぬ…』
「授業中に寝るんじゃねぇよ。」
バシッ
思い辞書で頭を叩かれた。
『ぬぉぉおおぉぉおおっ!』
先「弦巻さん、授業中は静かにですよ?」
『ぬぉい…』
注意されちゃった…(・ω<) テヘペロ