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君がいるから(大野×NL)

第1章 ▽




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ハァ…ハァっ

時計を見ると、23:55だった。


「ギリギリ…間に合った……」


急いで玄関の鍵を開ける。


部屋に入ると、ソファの上で彼女が小さく丸まって寝ているようだった。



「ん……智くん…?」


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