第18章 大変だったね
「風間にさん守られてたんだね」
二階堂はにそういった
「風間先輩が卒業してからそれはすごい実感しました」
「ちゃん!俺の事好きになっちゃった?」
「いえ!なってません!」
「そんなきっぱりは言わなくてもー!」
風間は頬を膨らませた
「さん大変だったね‥的にしてきた奴に同じ事してやろうって思わなかったの?」
「全く思わなかったわけじゃないですよ?でも‥そんな事しても何の意味にもならないじゃないですか‥でも記憶からは忘れることが出来ないんです‥」
「泣き叫んでいるような射ってどんな射だったんだろう‥今のさんじゃ考えられない」
山井がそう言うと滝川はスマホを取り出した