第23章 内緒のお願い事。
〔深澤〕
俺のオフが何故か、ちゃんに知られてた。ちゃんが、知っているのは、自分の仕事と任されてる、合宿所のスケジュールだけのはず?
けど、ちゃんと2人だけでのお出かけ!デートだと思ってもいいよな〜
「おい!ふっか!?明後日が、オフだからってニヤニヤスッんな!気色くぅ~悪いわ。」っと翔太が言ってくる。
「はぁ~!そんな、気色わるい顔してねぇーわ!」っと慌てて否定して、誤魔化す。
「でもさぁ〜俺ら、まだまだ、だよな〜」っと佐久間がポツリっと言い出す。
「ホンマや めめらは、ドラマやろ?他にも〜」そう、康二もぼやく、まぁ〜確かに個々の仕事は、本当にバラバラに片寄ってる。
「まぁ〜大丈夫だって〜デビューしたら、色々な番組に呼ばれる様になるから、そんっ時にアピールを頑張ったら、大丈夫だって!」っと自分にも、言い聞かせる様に2人に言う。
ピロっと知らせが、鳴って確認すると、ちゃんからだったが、何か乗り気がしなくなり、断ろうっと返事を返すっと、
今度は、いきなり!電話が鳴った。
《ねぇ〜!何で、無理になったんですか〜!》って凄い粋酔で、言葉が並べられる。
《イヤ〜ごめんね。何かね、こっちにも断われない話が・・・《ううぅ~》(え!?もしかして、泣いてる?)
《解りました。ふっかさんは、私のデートよりも、そちらを、取るんですね。》っと言われ、
(やっぱり!デートじゃん!)
《あぁ~!やっぱ!ちゃんとの用事に付き合う!だから!泣かないで!》っと言うと、
《わぁーありがとうございます。じゃー待ち合わせは、東京駅で朝の7時で、待ってます。!》って感じになってた。
もしかして、やられたか?っと思ったが、既に遅しの状況が簡単に想像がついて、そのうえ俺のオフが丸々無くなり、次の日の昼まで一緒にいる事になるとは、当日になるまで、思わなかった。
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