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《降谷夢》bonheur {R15}

第1章 出会




私の名前は、若山 美緒(22歳)。


憧れていた警察官の採用試験に合格し、
無事に大学を卒業した。





そして今日は警察学校の入学式ーーー




パイプ椅子に座り、入学式が淡々と過ぎていく中で、
新入生代表の挨拶となった時、周りがざわついたのは
これから先もきっと覚えているだろう。



「新入生代表、降谷零!」

「はい!」




名前を呼ばれた彼を見た時、
色黒なのに金髪がとても似合っていて
そして何より、瞳の色が透き通ったような色をしていたので
男の人なのに綺麗だと思った…


それが…彼の第一印象だった。





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