第14章 大会
「なぁなぁ!なんでお前女子の個人戦出てたの?さっき」
「見てたぞ?俺は!」
は下を向いた
「お前さ男なんだろ?中学の時僕は男として生きてるって言ってたじゃんかよ!!」
「マサさんあの二人は?」
湊は滝川にそうきいた
「中学の時一緒に弓道やってた奴らだ」
「何かあったの?」
滝川はの腕を掴んだ
「すまないが‥まだ試合があるんだ‥もういいか?」
「マサさん‥‥」
「男なんだろ?何守られてんだよ!!」
「私はもう男として生きるのやめたから!!」
はそう言うと滝川の後ろに隠れた
「なんで隠れるんだ?」
「ちょっと色々あって中学の時‥」
「お前達行くぞ!!」
「はーい!」