第5章 なんでもない
「具合悪そうだね‥大丈夫?今日はもうあがっていいよ?」
「うんそうする」
は弓道場を後にした
「どうしたの遼平」
「ねぇ七緒‥って本当に男なのかな‥」
「何言ってんだよお前」
「さっき顔覗きこんだ時さ‥なんか女の子って感じしたんだよ!」
七緒は顎に手を当てた
「声もさ男っぽくないよね?まぁ声高い男もいるけどさ‥」
すると静弥は手を叩いた
「時間がもったいないよ!練習!練習!」
「そうだね!練習!練習!」
「鳴宮はまだか‥」
「ゆっくり待とう!焦らしちゃ余計来づらくなる」
「大丈夫!湊は戻ってくる!そして早気も絶対なおる!」