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甘えたがりの恋(仮)

第3章 それぞれの思い





私と秀次は学年は違ったが、親が同級生だったこともあり、小さい頃から仲が良かった。

昔は

『秀ちゃん』

と呼ぶと、

「なぁに、ゆるちゃん」

と返事をくれた。



でも、今は違う。

さっきのような寂しそうな顔をして

「ゆる………」

と呼ぶ。

あの頃の秀次はどこにもいない。

ネイバーを恨み、ボーダー隊員しか信じていない。

そう私には感じることができた。







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