第10章 辻ゆるの決断
私はグラスホッパーでハイレインを追いかける。
すると、修が半分になったレプリカをかかえて本部に向かう姿と秀次がハイレインと戦っているのが見えてきた。
ハイレインが魚を出す。
ミラも近くにいて小さいゲートを出す。
まさか京介と同じ方法で…!?
『…秀次!』
私は叫んだ。
しかし、
「来たな馬鹿が、それはもう知っている!
バイパー!!」
逆にゲートにバイパーを打ち、秀次はハイレイン達にダメージを与えた。
「くたばれ!」
秀次がハイレインに向かうが
「隊長!」
ミラがゲートを出し、秀次を基地から遠ざけた。
『…!!』
修はあともう少し…。
秀次はよくやった。
………次は、私だ。