• テキストサイズ

うちの上司は【DC/降谷】R18

第29章 ヒミツの関係…?


会議室で服を整えながら、私は腰をさすった。

ーー…変な格好してたから腰痛い。


「無理な体制させたな。」
「いえ。…でも……やっぱり次はお布団がいいです。」
「ふっ、そうだな。まぁ痛み分けということで。」

痛み分け?

降谷さんもどこか痛かったのだろうかと、私は降谷さんを見つめると、降谷さんはシャツのボタンを外し肩を出した。

そこにはくっきりと赤い歯形…。


「…えっ!?わ、私が?」
「他に誰がいる。声を我慢したせいだろ。別に責めてない。」
「す、すみませんっ!」

降谷さんの肩に噛みついていたなんて!
気持ち良過ぎて無意識のうちにそんなことをしていた…。


「しかし…足りないな。」

上司の独り言のようなつぶやきに私は驚いたが、聞かないフリをした。
これ以上こんな場所ではやりたくない。


ささっと髪の毛とかを確認して机の荷物を持って出ようとしたが、荷物を持つ前に、後ろから腰に手が回ってきた。


「降谷さんっ!も、もうだめですよ…!」


ぐーーっと後ろから体重をかけるように抱きしめられ、私は前のめりに机に手をついた。


「ん。わかってるんだが…。」

耳の後ろで降谷さんが囁いた。


「キツイ仕事の後は………。」

もごもごと何かを言いたそうにする上司。

ーー…キツイ仕事だったんだ。

スリっと私の頭に頬擦りする上司の手に自分の手を重ねた。



「甘えたい。…ですか?」
「……うるさい。」


プライドが邪魔して素直になれない上司がなんだか可愛くて本当は笑いたかった。


「…明日のここで行われる捜査会議は私がまとめておきますので、降谷さんはポアロのバイトまでの時間、少し身体を休めてください。」
「いや…」
「休めてください。」
「…。」

少し不服そうだ。

「先程確認した際、傷口の治りが遅いようです。あんまり動かないでください。」
「…わかった。」
「降谷さんにしか出来ないことはたくさんあります。」
「…。」
「しかしこれ以外は私達に任せてください。」


私は降谷さんの腕から抜け出し正面に立った。

「“あなたと共に歩き、横で支えたい”と、そう言ったでしょう?」
「…めぐみ。じゃあ、任せた。」

その返事を聞き私はにっこり微笑んだ。

/ 418ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp