第29章 ヒミツの関係…?
奥まで入り切ると、動かず私の顔を覗き込み顎を上げられた。
「……んっ……ぁ…」
「よく見せて。」
必死で声を上げないように耐えているというのに、この上司は余裕そうでなんだか悔しかった。
私のあごを撫でる降谷さんの親指に噛み付いてやった。
「…っ。何をする。」
「は…っ…ぁ…」
ぐちゅっと奥を突かれ、私は噛んでいた親指を離した。
「自分ばっかりって抵抗のつもりか?」
ふふっと笑い、右脚の膝裏を掴まれぐいっとさらに広げられると、もうこれ以上奥に入らないって思ってたのに、さらに奥まで捩じ込まれた。
「奥…っ……だめ…ぁん…っ」
「ダメだと言われるともっとしたくなる。」
「ひっ…あぁっ!」
「こら。静かに。」
私は唇を噛んで首を振った。
こんなの…無理だ。
「…気持ち…良過ぎて……声でちゃい…ます…」
「…っ。」
懇願するように降谷さんを見つめた。
これ以上は本当無理…。
「お願い……降谷…さ…」
「あぁ、わかった。すぐに済ます。」
「…ちがっ………んぁ…っ」
わかっててやってる…。
お願いだからちがう場所でやろうって言ってるのに。
にやっと下から笑うと、降谷さんは動き始めた。
ぬちゅ、くちゃっといやらしい音が会議室に響いた。
私は机から落ちないよう体制を整えるためには降谷さんにしがみつくしたなかった。
倒れないよう腹筋もずっと力を入れなくちゃいけなくて、外も気になるし、声も我慢しなきゃで、降谷さんに集中できなかった。
「…よくしまる。…っ。」
たぶんそれはお腹に力を入れなきゃいけないから…。
「ふ…るや…さん。」
「零…。」
「え?」
「…今はそう呼べるか?」