• テキストサイズ

不二周助とツンデレ少女

第20章 霊とデート


不二「はぁ…助かった…。」
菊丸「とりあえず一件落着だにゃ。」
越前「つーか、こんな簡単に済むなら最初から強制的にあの世へ送れば良かったんじゃないッスか?」
桃城「そぉっすよ!女装したりデートしたり回りくどい事しなくても…」
「いや、依頼者からは極力本人の願いを叶えて成仏させてほしいって言われたからさ〜。報酬も貰ってるし!あっ、ちなみに依頼者は霊の母親ね?」
不二「ねぇ……涼子さん?僕に言う事ない?」
「えっと………お疲れ〜!」
不二「他には?」
「………女装メッチャ似合ってるね!流石美形!私より女らしい!」
不二「……他には?」
「………スカートって結構スースーするでしょ?トイレ近くなったりしなかった?」
不二「そうじゃないでしょ!僕を女装させた上に男の霊とデートなんてさせて!」
「………えっと…ごめんね?」
不二「そうだよ!先ずそれでしょ!まったく…………よし、お詫びしてもらおうかな?」
「えっ!?お詫びって何よ?」
不二「………涼子さんにも僕みたいな格好してもらおうかな?」
今、不二はとてもフリフリしたワンピースを着ているのである。
「えっ……それはちょっと……私そういう趣味ないし?」
菊丸「いやいや!俺らだってそういう趣味無いけどさせたよね!?」
桃城「つーか、涼子先輩は本物の女なんだからいいじゃないッスか!」
越前「そぉっすよ!他人にやらせるんだから自分だって出来るっしょ!?」
不二「さぁ、涼子さん?せっかくだから僕と双子コーデでデートしようか?」
「いやー!!勘弁して〜!!ごめんなさ〜い!!」
/ 355ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp