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不二周助とツンデレ少女

第19章 Jr.選抜合宿


ジュニア選抜の合宿での事…涼子は中等部でもテニス関係者でもないのに不二によって強引にボランティアとして参加させられることになった。
朝、合宿所の食堂で配膳の手伝いをする為に涼子達は早起きをするのだが…

「はぁ…毎朝早起き怠ぃ……」

早起きが苦手な涼子には非常に過酷なボランティアなのである。

杏「涼子先輩、もしかして低血圧ですか?」
「ん?そんな大層なもんではないわよ。ただの寝不足。」
朋香「えっ!もしかして昨晩不二先輩とこっそりイチャイチャしてたんですか!?羨ましい〜!私もリョーマ様とイチャイチャしたい〜!」
桜乃「とっ…朋ちゃん!イチャイチャって…」

桜乃は赤くなる。

「あぁ…あんたらが思ってるような事はないわよ?てか、昨晩ずっと部屋に居たじゃん。」
朋香「え〜!なんだ〜!じゃぁ、なんでそんなに眠いんですか?」
「……周助とスマホで…ちょっとね。」
杏「あっ!もしかしてラブラブなラ◯ンしてたんですか?」
「違う違う!オンラインゲームの対戦してたのよ。あいつ……やたら強いから全然勝てなくて…悔しくて悔しくて周助が退出した後もずっとやってたら寝たのが3時頃になっちゃったってわけ。」
朋香「あぁ…なるほど。」
「まぁ、特訓したから今晩は勝ってみせるわ!」
桜乃「先輩……それより早く寝た方がいいと思います。」
杏「なんか羨ましいなぁ…。」
「え?杏ちゃんも一緒にゲームやりたい?」
朋香「いやいや、涼子先輩?そうじゃないですって!杏先輩は彼氏と仲良いのが羨ましいんですって!」
「ん?そうなの??てか、杏ちゃんが好きなのってもしかして桃城君??」
杏「えっ……なんで?」
「だって、なんか仲良さげだし?リズム男も杏ちゃん好きなの丸分かりだけどさ〜。」

ちなみにリズム男とは神尾の事である。
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