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不二周助とツンデレ少女

第49章 呼んでみた


不二「涼子さん!」
「ん?何よ??」
不二「クスッ…ただ呼んだだけ〜!」
「あぁそうかい…。」
不二「クスッ…涼子?」
「……はっ!?なんで呼び捨て!?」
不二「いいじゃない?恋人同士なんだし〜!……涼子様?」
「…あんた私の家来になりたいの?それとも奴隷?」
不二「………たまにはSMプレイでもしてみる?」
「黙れっ!!」
不二「クスッ…涼子ちゃん!」
「今更ちゃん付とか……なんか変。」
不二「涼子ニャン!」
「…菊丸君の真似のつもり??」
不二「えっ!?英二って涼子さんの事、涼子ニャンなんて呼んでるの!?」
「呼ぶわけないじゃん。あの子いつもニャンニャン言ってるからさ。」
不二「ならよかった。呼んでたら呪ってたところだったよ。」
「そのくらいで呪うんじゃないわよ。意地悪したいならせめて薫ちゃんの脱ぎたてのスニーカーを顔に押し当てる程度にしときな。」
不二「ん?海堂のスニーカー?」
「うん。前に嗅いだらさ〜裸足で履いてるせいか結構臭かったのよ!結構な威力よ?」
不二「なるほどね…今度英二を苛めたくなったらやってみるよ。」
「いや、そんな進んでやらなくていいから。ちなみに周助の靴はあんま臭くないよね〜。」
不二「……え?いつの間に僕の靴の臭いなんて嗅いだの?」
「あっ…………今のは忘れて?」
不二「クスッ…忘れられないなぁ?そんなに僕の靴の臭いが嗅ぎたかったなんて……クスッ…変態さんっ!」
「あんたに変態言われたくないわ!前に私の使ったタオルに頬擦りしてたのを私は見た!!」
不二「………覗き見なんて狡いなぁ。それに頬擦りじゃなくて嗅いでたんだよ?涼子さんの匂いが好きだからね。」
「あんたのが完全に変態でしょうが!」



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