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不二周助とツンデレ少女

第47章 お祭り


不二「涼子さん?これ着てお祭り行かない?」
不二は真新しい浴衣を見せながら涼子に言う。
「………祭りはいいけど…浴衣はなぁ。」
涼子は面倒くさがりなので浴衣など少し手間がかかる服は苦手なのである。
「てか、着方知らないし?」
不二「それは大丈夫!着付けは母さんに教わってきたから!ちなみに裕太で練習した!」
「……まさか裕太君がこれ着たの?」
あからさまに女用の浴衣なので裕太が着せられてるのを想像してなんか気の毒な気持ちになったのである。
不二「ん?練習は姉さんのお古でやったけど?」
「…なんか裕太君可哀想。」
不二「最初は文句言ってたけど涼子さんの為だって言ったら納得してくれたし大丈夫だよ。だから…ね?浴衣着て一緒にお祭りデートしよう?協力してくれた裕太の為にも!」
「…………仕方ないわね。」
裕太の努力を無には出来ないので涼子は渋々だが浴衣を着て祭りに行く事にした。
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