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不二周助とツンデレ少女

第42章 大阪旅行3


女装した不二に連れられて遊園地へやって来た白石蔵ノ介は人目を気にしていた。

不二「・・・何をソワソワしてるんだい?」
白石「だって・・・地元やから知り合いに会わないか心配で・・・。」
不二「クスッ…大丈夫だって。私ちゃんと女の子に見えるでしょ?」
白石「まぁ…な?・・・ところで涼子姉ちゃんは放っておいてえぇんか?」
不二「大丈夫だよ。ただの腹痛だし。」
白石「なんや…食い過ぎかいな。」
不二「いや…食べ過ぎというか飲み過ぎ?」
白石「ん?飲み過ぎ??」
不二「うん…なんか夜中にこっそりお酒飲んでたらしくてね。二日酔い&腹痛…みたいな?」
白石「いやいや!涼子姉ちゃん未成年やん!?飲んじゃあかんやろ!?」
不二「そうなんだけどね。まぁ、夢小説でのことだから流してよ?」
※未成年の飲酒は法律で禁止されておりますのでリアルな世界の未成年者は飲酒しないようにしましょう。

そんなこんな話しながら遊園地へ入っていくと先ずカップル入場特典のグッズとスタンプカードが渡される。
白石「これが涼子姉ちゃんが欲しかったグッズかいな?」
不二「うん。僕の涼子さんって女の子らしいでしょ?」
白石「まぁ…女の子が好きそうなキャラクターやな?…で?もぅ特典は貰ったんやから女装終わりにしてえぇんとちゃう?」
不二「それはできないなぁ。だってこれからこのスタンプ全部集めてプレミアム特典貰わないといけないし?」
不二はスタンプカードを見せながら笑顔で言う。
白石「………えー!?聞いとらんで!?」
不二「だって言ってなかったもん。さぁ、白石?特典の為にカップルらしくよろしくね?」
白石「ゔっ…(あかん…男なんにメッチャかわえぇ…いや!これは不二君や!ダメや蔵ノ介!男にときめいたらあかん!!お前は立派な男やないかい!!)」
不二「………クスッ…蔵?行こう?」
不二は白石と手を繋ぎ最初のスタンプのある場所へ向かった。

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