第3章 宿る命
そして 予定日がきて
俺は即入院し 入院してから 1時間後に
元気な男の子を出産した。
髪の色は 俺に似ていた。でも
父親である流川にも似ていた。
名前は舞人と名付けた。
舞人は 病気せず すくすくと
育ってくれた。
両親なんて 凄く可愛がってくれたし
俺が試合でいない時も 舞人を連れてきて
俺のプレイを見せてくれていた。
一方 流川は 無事にNBAプレーヤーとなり
凄く活躍していた。勿論
熱愛報道されるようになった。
流川は相変わらず 黙っていて
拒否はしてない。もしかしたら
婚約報道された時も 拒否しないかもな。
俺は 相変わらず 恋人がいない。
恋人が出来れば 舞人が邪魔で虐待されると
思うから 敢えて 作らなかった。
舞人の3歳の誕生日プレゼントに
バスケのボールをプレゼントにした両親には
呆れたけど。そりゃそうだよな。
舞人の父親と母親は バスケのプレーヤーだもんな。