第5章 待ってください
「コビー‥大丈夫なのか?」
「何がです?」
「捕まえた女とさっきからずっと一緒にいただろ?何か話してたみたいだし」
ヘルメッポは周りに誰もいない事を確認した
「バレたらやばいんじゃないか?」
「少しでもリラックス出来ればと思い‥少しお喋りをしていただけです」
「リラックスって‥これから処刑されるんだぞ?!」
「‥僕は彼女に罪はないと思います」
ヘルメッポは驚いた
「何言ってんだよ‥あの女はビリビリの実を食べたんだぞ?!」
「それはわかっています‥ですが‥彼女はさっきまでビリビリの実を食べた事‥その実が海軍のであることを知らなかったんです」
「コビー!それを信じるっていうのか?」
コビーは頷いた