第2章 だらら
とんちき吸血鬼によりまさか自分の分身が出来てしまいどうすればいいか迷うロナルドさん
「·······」
すりすり
「にーー··」
「くすぐったいよ、えーと···ロナくん」
ぺろぺろ
「にーー」
「あぶぶぶ!」
ぶち
「やっぱりこいつVRC行きだ!!!」
「落ち着いてくださいよ··ロナルドさん」
「だってよ!こいつ俺より甘えすぎだろーーー!」
「可愛い理由でしたか。でも1日経てば消えちゃうんですよね?」
「消えねーよ」
「えっ?」
「なんか、こいつの意思?自我?があるみてぇで··」
きらきら
「それは素敵な事ですね!」
ひょい
「に。」
「1回でいいからロナルドさんが小さい姿を可愛がってみたかったんです!しかも子犬みたいな耳にしっぽ」
「さ、彩華··さん?」
まさか俺に飽きた?