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MapleProject〜Happybirthday〜

第6章 七海月華咲誕生日特別ss


·····

『お父様、あの子は引き抜いていい?』
『お前のすきにしなさい。じゃあ呼んでこようか』
『一緒にいるあの子にも伝えたいことがあるの』

そう言って社長は別室に向かった。
別室で少し待ってると2人が入ってきた。

『ごめんなさいね、呼び出して。あ、お父様ありがとうございます。あとはこちらで話しますね』

社長は2人を座らせ扉を閉めた。

『はじめまして、MapleProject社長の財前類です。』
「MapleProjectって茉冬ちゃんの……?」
『まぁ、それはおいおい説明するね。まず七海月華咲さん。あなたはもっと伸びると思う。でも今は自分を見失ってるから私が伝えたいこと理解できたら6月11日のオーディションにきてそこで色々話しましょう?』
「……分かりました。6月11日ですね!」
『ええ、あなたにはそれを伝えたくて呼んだの。待ってるわ』

そして月日は流れオーディション当日。
あの時社長が声掛けた子がいた。決意に満ちた目をしてる。

『社長あの時の子いますね!でもあの時社長少し辛そうな顔してましたよね』
『あなたには叶わないな……私を見てる気持ちになってしまったの。そして、私に憧れての自分を殺してたから少しね……』

そして順調にオーディションは進み最終審査の面接になった。

『七海月華咲さんお入り下さい』
「はい」

そして面接が始まるのかと思ってたんだけど…

『オーディションどうだったかしら?』
「え、えっととても緊張しました。でもみんなすごくて…」

先程までのピリピリした雰囲気ではなく他愛ない会話をしていく社長。

『実を言うとあなたはもう合格なの書類も作ってあるわ。あ、そうだ私の秘密、幸村茉冬は私だけど財前 類が本当の顔。それが秘密よ!』
「ってことは以前お会いした時が本当のお姿ってことですか?」
『そういうこと!で、月華咲さえ良ければもうあなたはメイプロの一員だよ!』
「NOなんて言わないです!これからよろしくお願いします!」

そしてその日に契約を結びメイプロの一員になった。


そして現在…
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