第3章 目標として、好きとして。
俺がと出会ったきっかけ
入学式の後、部活紹介のときにぶつかったちんちくりん。
「ぎゃ!」
なんだこいつ?
最初は顔なんて見えなくて
「あぁ?なんだよ。前ちゃんと見やがれチビ!」
なんて言っちまった。
まぁ本人はすぐ忘れたらしくそれについて
問い詰めてくることはなかった。
しかもそいつはバスケ部のマネージャー志望
体育館に行った時
さっきは見えなかった顔が見れて
不覚にも可愛いと思ってしまったんだ。
しかもそいつは中学の時バスケやってて
キセキの世代と同じぐらい強いらしい。
まぁ実際強かったしな。
それより一番驚いたのは______
おとなしいかと思っていたけど
案外元気で明るい。
がそばにいるだけで
自然と笑顔になる。
そしていつの間にかのことが好きになってた。