第4章 幼馴染
ちゃん今は君づけで呼んでるけど
昔は呼び捨てで呼んでくれてたんだ。
俺は昔冗談半分で帰り道。
?「俺のことどう思ってる?好き?嫌い?」
と言った。
「何言ってんの!好きに決まってんじゃん!」
?「…もう一回言って、好きって。」
なんて言ってしまった。
「?いいけど…。」
するとちゃんは予想外な言葉を吐いた。
「私“和成”だぁーいすき!!!」
高尾「!?/////」
まさか大好きって言ってくれるとは思わなかった。
「どしたの?顔赤いよー?」
ちゃんが顔を近づけてくる。
高尾「な、何でもないよ…!」
「そっか~、あ、もう私の家だねっ!また明日~♪」
高尾「…じゃあな!」
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俺はあの時の言葉、鮮明に覚えてる。
あんなにドキドキしたのもあの時だけ。
俺にとってあの時は一番大切な思い出。
あ、ちゃんには幼馴染ってことまだ言わないよ?
まぁ言うとしたら…
付き合ってからかな?
なーんて、まだ付き合うなんて全然決まってないのに。
でも他の男にちゃんを譲る気はねぇ。