第3章 ーカルラ島ー

（ﾓﾙｼﾞｱﾅ）これは…何?
全員…奴隷???


（ｱﾘﾊﾞﾊﾞ）どう言う事だ?

（村人A）おっお前達は何者だぁ〜〜!!

どうせ俺達を殺しに来たんだろ??



（ｱﾗｼﾞﾝ）待っておじさん! 僕達は君達を懲らしめに来たんじゃないんだ!!

この町は一体どうなっているんだい?
教えおくれよ!



（村人A）そっそんなの嘘だ!どうせ…どうせお前達は……


（村人B）ちょっと待たんか!!

すまんな…君達。迷惑をかけて。

君達は旅人かい?


（ｱﾗｼﾞﾝ）うん!!そうだよ!急にこの島に入ってごめんなさい。

それで、この島は?

どうなっているんだい?


（村人B）ここは、奴隷達が暮らす島、カルラ島さ…。

わしらは毎日「暗黒亭」と呼ばれる所にﾙﾌを捧げなければならない。


何の目的から知らんが、ﾙﾌを取られすぎて命を落とす者もいる。



（ﾙﾌを取られる?ﾏｸﾞﾉｼﾀｯﾄと同じだ!!

しかも、暗黒亭ってどこかで聞いた事がある…）


（村人B）しかも、金回りも悪い。 旅人達よどうか、わしらを助けては下さらぬか?


（ｱﾘﾊﾞﾊﾞ）ああ!!もちろんだ!!


（ﾓﾙｼﾞｱﾅ）えぇ…。まず奴隷が存在するという事から、私は許せませんね。


（ｱﾚﾝ）あぁ、ありがとう君達。申し遅れたが、わしの名はｱﾚﾝ・ﾉｰﾍﾞﾙだ。


（ｱﾗｼﾞﾝ）ｱﾚﾝおじいちゃんだね!!よろしく!!
僕はｱﾗｼﾞﾝさ!!


それでね、一つ聞きたいんだけど…暗黒亭にはどうやって行くの?



（ｱﾚﾝ）それは、奴隷にならないと行けないのじゃ…。