第24章 第二十三話 記憶<メモリア>
あとがき
アルマ・カルマ編、終了しました!
神田がユキサの事をとても大事に思っている事を、ユキサも知っています。
しかしその思いは、アルマ(あの人)と共に行こうとしている神田にとっては邪魔だとユキサは判断し、その思いだけを消す事を決めました。
ただし神田は呪符で治癒されてしまうため、一時的なものにはなってしまいます。
しかし神田は戦闘での怪我もあるため記憶の治癒には時間がかかり、決断をするには十分でした。
先を知っている方には分かる事でしょうが、マテールにてアルマの最後を見届けた神田にユキサへの思いが蘇った時どうなるかは…だいたいお分かりでしょうね(笑)
また、彩音と不二の身に怪しげな現象が起こり、ユキサの正体もはっきりと分かりましたね!(今の正体はまだ謎が多いですが)
次のお話の冒頭に出ますが、このDグレ夢のタイトルであるTRICOLORE(トリコロール)についてチラッと。
TRICOLOREとは三原色を意味しており、赤、青、黄(フランスでは青白赤、イタリアでは緑白赤など)と言われております。
Pixivの方では最近変えた表紙にも色を表してますね。
TRICOLOREは2人ヒロイン+不二の事を示してもいますが、実はユキサの正体の事だったりもしてます。
二度転生し、3つの姿を持つユキサ。
不二と彩音の幼馴染みの雪砂、ノアのメモリア、そうしてエクソシストであるユキサ。
そういう意味を込めたものが、TRICOLOREでした。
ここから先は、メモリアもお話に大きく関わってきて、ユキサと共に彩音と不二の正体も徐々に明らかになっていきます。
また、もうすぐオリジナルストーリーを進めていく事になりますので、更新が遅くなるかと思います。
(アップ頻度は変わりませんが、内容が番外編(短編)だったり別の夢小説だったりしてくるかと思います)
最後までお付き合いいただければ幸いです。
22.10.13