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「ディアラバ」ー束縛ー

第7章 ー黒い影ー


ー劇場前ー


(ユイ)人が多くて1番後ろの席しか空いてない!


(シュウ)どこでもいいじゃん。


(ユイ)うん…。

そうだね……。



(生徒C)テストッ、テストッ…

ゴンゴンゴンッ

ゴホンッ!

えーと、皆さん!!

 初めての方もいると思いますが、昨日の続きという事で劇をお楽しみ頂きたいと、思います!!


「ベートーベンの生涯2」


開演デーーーーース!!!




ブーーーーー………



(シュウ)…………。


あっ!!
またあの時の顔だ!!

やっぱり、真剣な時のシュウって可愛いなぁ…。



(シュウ)オマエまた変な事考えてただろ…。


(ユイ)なっ!!
違うよ!!


(シュウ)嘘つくな


もう一度言っておくが、オマエはただの餌だ。

餌っていう自覚が無いなら…

(ユイ)えっ??


(シュウ)今覚えろ…


(ユイ)えっ!?
ちょっ!!!!


(シュウ)そんなに嫌がってるけど、吸われるのがマジ、マゾなんだろ?


(ユイ)嫌ぁ!!
こんな所で!!


(シュウ)騒ぐな、うるさい…。


 声を出さずに堪えてみろよ…。


ほら……



ビクッん!!



(シュウ)首に指が触れただけで、もう感じてんの?


もっと学習しろよ…。


笑い者にされたくなかったら堪えてみろ…。




カプッ


(ユイ)んっ……あッ!!

嫌…あ…ぁ…!!


(シュウ)ほら、気持ちいいんだろ??


そのまま快楽に溺れるがいい……。


(ユイ)あっ!!
はぁ……んッ!!!!




恥ずかしいよ……。

酷いよシュウ…

やっぱり私はただの餌
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