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赤井×降谷(安室)短編集

第2章 夢を見たあとで


降谷side

朝が来る度いつも4人の事を思い出す。
1日の始まりだって言うのに、二度と戻って来ない人達だ。
警察学校に居た日々が懐かしくて、ただ一緒にいてバカやってたあの時代。幸せだった。
時が経つごとに4人の声を忘れてしまいそうで、それが怖くて泣いた日もあった。
警察官になりたいと望まなければ失わなったかもしれない。
でも、求めずにはいられなかった。そしてこれからも……。
どんな未来がこの先あったとしても。
夢を見たあとで、また一緒にいたいと思っても、まだその思いは遠くて、気持ちだけ先走って空回り。卒業前に歩いたあの場所だけは昔と変わらず、
また一緒に歩きたいな。
萩原。松田。伊達班長。そして……俺の大切な親友ヒロ。
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