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ちょっとしたおはなしをしようか

第4章 名前はまだない



✿✿✿

「妖の国に来て大分慣れたかにゃ?」

「はい、色々と教えて頂いたりとても幸せです」

「それは良かったにゃ。まぁ、···色々と大変そうだがな」

「?」

(明らかにアイツの妖力ダダ漏れ)

「まぁ、何かあればワシに聞いていいからにゃ」

「ありがとうございます、お兄さん」

ロナルドさんのお兄さんは立派な妖
見た目も····立派な男性であるが



(ヒマリさん曰く無類の女性好き)

時たま見かけると知らない妖が隣にいる


(そう考えるとロナルドさんがいる私はまだいい方か···)


妖の世界は綺麗だ。

私がいた世界には帰れないと言われたけどそれでいい
あんな汚い世界よりも






















❦ℯꫛᎴ❧
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