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もう一度だけ 黒子のバスケ

第14章 アメリカ


中学3年の夏。
私は家族と一緒にアメリカへと飛んだ

先生にだけ事情を話して、誰にも言わずにアメリカへ行くことを決めた
バスケ部の皆にも話さなかった。
私が一人で日本に残ってもよかった
でも、私はそうしなかった
今の皆には何かが欠けてる気がしたから…
唯一、私がアメリカへ行くことを知っているのは赤司君だけ
不思議と赤司君にはバレちゃった
やっぱり赤司君にはかなわないね
黄瀬君は悲しんでくれるかな?
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