第52章 世界で1番
「安心しろよ桐嶋!この2人の信頼関係やべぇから!」
黒尾はそう言って笑った
練習中研磨はリエーフにずっと気になっていた事を聞くことにした
「ねぇリエーフ」
「なんすか?」
「なんでさんの事ずっとさんづけなの?それに時々敬語だし」
「呼び捨てでもいいんすけど!ずっと前からさんって呼んでるのでそれが抜けないというか…それにバレーボール始めたきっかけはさんなので‥尊敬や憧れの意味も込めてかな‥」
「そっか」
研磨はボールを見つめそう言った
「時々敬語つかちゃうのも多分同じだと思います!おかしいですか?俺幼馴染にさんづけや敬語使うの」
「別におかしくないと思う‥ただなんでかなって」