【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第24章 Dawn20.動物と絆-真実-
ペインはガバッと顔を上げて叫んだ。
痛「お前の最愛の弟サスケに!消えることのない重荷を!背負わせようとしたんだッ!!!」
悲痛な叫びがイタチの鼓膜を大きく揺らす。
鼬「それでも俺は……サスケに…」
イタチは唇を噛み、破れそうなぐらい布団をグッと握り締める。
ペインは一つ小さく息を吐いた。
痛「サスケは抜け忍だ。大蛇丸の元へ行き、イタチ…お前に復讐するためだけに里を抜けた。里抜けは重罪。木ノ葉に対し、サスケがそれ以上の有益なことをしたところで、里に戻り、ましてや英雄になど…なれるはずがないだろう…?お前はいくつ…サスケに罪を背負わせるつもりだ?」
ペインの静かな声が虚空に消えていく。
痛「今になってサスケと会い、なぜこんなことをしなければならなかったのか…俺は知らない。だが、俺にも妹―…リンがいる。お前が…一族を全員殺したお前がなぜ、サスケだけは殺さなかったのか…。いや、殺せなかったのか。その気持ちぐらいはわかる。だからーー…」
イタチはゆっくりペインの顔を見上げると、ペインはイタチの目を離さずに小さく力強く言った。
痛「サスケもお前の気持ちをきっと…わかってくれるはずだ…」
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