【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第24章 Dawn20.動物と絆-真実-
しかし、どんな物事にもライバルは付き物。
もちろん、うちは一族にも千手一族というライバルがあった。
長の名は"千手柱間"。
後に"初代火影"となり、マダラと並び、最強と謳われた男だった。
当時、そんな柱間率いる千手一族を相手にできるのはうちは一族だけしかなかった。
"千手を雇えば、対立国はうちはを雇う"
いつしか、そんな方程式さえできていた―――…
斑「柱間と対立するうち、俺の名もどんどん知られていった」
佐「名を上げる…。そんなことのために弟の眼を奪ったのか!?」
サスケはあの戦いでイタチが見せた幻術を思い出し、マダラを睨みつけた。
斑「…いや……それは違う。名を売ることなんかのために、弟の眼を移植したわけないだろう…」
マダラは初めてサスケから目を逸らし、暗い表情で目線を下げた。
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