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【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】

第23章 Dawn19.動物と絆-偽幻-





サスケは目を大きく見開き、ハッと息をのんだ。

心臓がドクンと大きく一度だけ波打つと、一瞬呼吸が止まった。

ハッと顔を上げたサスケ。

その眼に映ったのは、口から血を流しながらゆっくりと起き上がる憎きイタチの姿。


佐「………くそがァッッ!!!」


サスケは歯を食いしばると、再び呪印を身体に解放した。

立ち上がったイタチの後ろには、赤い炎のような影がぼうっと陽炎のように妖しく燃えている。


鼬「コレがなければ…やられていたな…」


イタチの周りに赤い炎の影が広がり、あばら骨から首まで人間によく似た骨格が形成されていった。


鼬「本当に…強くなったな……サスケ…」


イタチは閉じていた右目を開けると、サスケを見て呟いた。

その瞳は不思議な程澄んでいる。

イタチの瞳は両眼とも、もう写輪眼ではなくなり、本来の色すらも失っていた。


イタチを守るように取り巻いている骨格は赤い炎の影を燈していた。


鼬「今度は…俺の最後の切り札を見せてやろう…。"須佐能乎"だ」


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