【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第23章 Dawn19.動物と絆-偽幻-
佐「ハァ…ハァ……ハァ…」
ゆっくり目を開けたサスケはガクッと膝をつき、その場に倒れ込む。
絶(案外早かったね。イタチの勝ちだ)
鼬「くっ…」
ドサッ
絶(…………あれ…?)
しかし、イタチも左眼をおさえて地面に膝をついた。
鼬「お前…俺の月読を…」
サスケが笑みを浮かべ、ゆっくり立ち上がる。
絶(イタチノ月読ヲ破ッタ…!)
(え――――!)
普通の写輪眼のサスケが万華鏡を持つイタチを超えたのだ。
天井から見ているゼツも驚いて舌を巻く。
佐「言ったハズだ。アンタがその眼をいくら使おうが、この俺の憎しみで幻は現実になると…」
鼬「フッ…。幻は現実になる…か」
イタチもおもむろに立ち上がり、サスケと相対した。
鼬「それこそその台詞…そのまま返しておこう」
佐「………」
鼬「さっきの月読で、己の眼がもがれる幻は見ただろう…」
顔つきも万華鏡写輪眼の輝きも、全て氷のような冷めたものに変わった。
鼬「ならば、それを現実にしてやる」
イタチは右目を閉じ、手の平を打ち合わせると、人差し指と中指を立てた。
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