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【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】

第23章 Dawn19.動物と絆-偽幻-





綱手は考え込み、ドサリとまた椅子に座った。


綱「しかし、あそこは出入りする者に入国審査と滞在期間中の監視を徹底する国だ。合同中忍試験の手続きでさえ毎回困難を極めるほど厳格で閉鎖的な里…。そんな奴が動き回れるような里じゃないハズだがな」

自「厳格な里だからこそだな。自国の内情を他国に知られぬよう管理を徹底し、その恥を隠してきた」

綱「恥?」


綱手は机にひじをつき、眉間にシワを寄せる。


自「あの国では、どうやら随分前から内戦が続き、里も二分されとるらしい。その一方の長が"暁"のリーダーと同一人物だという噂がある」

綱「あの国は土・風・火の三大国に囲まれ、昔からそれらの大国同士の戦場になることが多かった。それに、里には輪廻眼を持つ者もいたからな」


ふと自来也の目にうっすらとかつての弟子達が浮かぶ。


綱「遺伝はするが、血縁のある者でなくとも同じ輪廻眼を持っている。そのため、一族を持たず集団で行動しない彼らは、六道の眼―…"輪廻眼"を欲しがる者や国、里の格好の獲物だった。集団でいないという事はそれだけ奇襲もかけやすい。それに、あそこのような小さな国では大国にも忍の数でそれだけ劣る…」


綱手は淡々と言葉を紡ぐ。


綱「戦争と輪廻眼の件もあり、内政も安定せず、難民ばかり増えたらしいからな」

自「だからだのぉ…とりあえず情報が確かかどうかまずワシが潜入して調べてくる。作戦はそれからだの…」


それから、綱手と二言三言交わした自来也は火影室から静かに出る。


自(カカシやナルト、シカマルから"暁"の構成員の話を聞いた時…確信した…)


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