【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第20章 Dawn16.自尊と涙
ドガァアァアアアアッッ!!!!!!
突然、何者かに思いっ切り顔面を殴られ、吹っ飛んでいったデイダラ。
もうかなりの深手を負っていたデイダラは回避することもできず、見事にその一撃を食らった。
佐「ハァ……ハァ…ハァ…」
殴り飛ばしたのは、既に呪印を解いていたサスケだった。
泥「ど…どういう…ことだ?どうやって…C4爆弾を…」
デイダラは起き上がり、傷だらけのサスケを見てハッとした。
泥「お前……お前、まさか気付いてたのか…?」
佐「ああ…とっくにな…」
サスケの身体にバチバチと青い電気がほとばしる。
佐「…アンタのこれまでの術は全部土遁の印だった。俺の千鳥は雷遁……そういうことだろ?」
サスケの写輪眼は全てお見通しだったようだ。
土遁は雷遁に弱い――…
そして、デイダラの術は全て"土遁"。
千鳥を自分の身体に流し込む事によって、吸い込んだC4を不発にしたのも――…
最初のC2と地雷の攻撃で、地雷の位置を把握し、爆弾が不発になるのか試したのも――…
全て写輪眼に見切られていた。
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