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【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】

第20章 Dawn16.自尊と涙





巨大デイダラがズシンズシンと足を踏み鳴らし、サスケを追い込んでいく。

デイダラも自らを象った巨大人形から少し離れた場所で見物を兼ねて飛行しながらサスケを追う。

そして、デイダラは一つ印を組むと、巨大デイダラがブクブクと膨らんでいった――…



バフンッ



中の空気に耐え切れなくなり、表面の粘土が破裂し、ボロボロと崩れていった。


佐(…不発?)


崩れ落ちるだけで、炎も煙も爆音も轟かないC4。

サスケは拍子抜けして後ろの上空で飛ぶデイダラの方に思わず振り返った。


泥(ククク……)


デイダラは込み上げてくる笑いを喉の奥底に沈める。


佐(…いや……違う)


鳥粘土の上でニヤつくデイダラを見たサスケは写輪眼で目を凝らした。


佐「これは…!」


サスケは自分が目にした物に直感的に危険だと察知した。


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