【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第20章 Dawn16.自尊と涙
佐(上からは誘導弾、下からは地雷か…。地雷はいつの間に…!)
サスケは上で飛んでいるデイダラをギッと睨みつけながら考える。
泥「C2は地雷の足止めと空中からのピンポイント攻撃。この連係攻撃がミソだ。お前の足元には前もって既に地雷がびっしり敷き詰めてある。踏み付けただけで自動爆破だ!!」
デイダラは得意げに語ると、印を組んだ。
佐(…誘導弾を確実に当てるためか。俺の攻撃範囲の外をギリギリまで近づいて飛んでやがる…)
泥「…その負傷した足で俺の空中からの攻撃をうまくかわせるかな?」
すると、ドラゴンの口から落ちそうなくらいの丸い竜がズズズと出て来た。
泥「次のはデカイぜ!うん!!」
サスケの翼がピクリと小さく動いた。
泥「飛ばせるかッ!!」
バビュンッッ!!!
勢い良く口から飛び出した竜。
それはサスケの目の前でまばゆい光を放った。
泥「喝ッ!!!」
ボゴォォオオォオオオッッ!!!!!!
オレンジの炎を纏い、デイダラのいる上空まで爆風が達する程の膨大な威力の大爆発。
それは広範囲に広がり、周囲の木々まで飲み込んだ。
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