【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第18章 Dawn15.不死と願い-守護神-
が、リンとデイダラは顔を見合わせると、クスクス笑った。
鈴.泥「「秘密ぅうう♪」」
飛「ゲハハハハハッ!!」
リンとデイダラは人差し指を口に当てて明るく笑う。
飛段も楽しそうに笑っている。
絶「口ヲ割ラナイトハ…」
「トビとサソリでもダメなんて相当だよね?」
鼬「今三人だけで解決したんだ。深く聞かなくてもいいだろう」
痛「いずれ話してくれるだろうしな。だが、リンが抱きついていたのは解せん」
斑「同感だ」
小「角都…あなたも知らないの?」
角「…あぁ。俺も知らん」
知っていたが、角都はあえて何も言わなかった。
夏の終わりを告げるように、ヒグラシがカナカナと橙色の夕暮れに鳴く。
8月最後の真っ赤な太陽の光は、輝く星が夜空に浮かび、自らが沈む前、花や鳥、木々、大地、そして、ここいる全ての人間を優しく包んでいった。
飛段と角都―…彼らが仲間の最期までを、守り抜くように………
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