【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第18章 Dawn15.不死と願い-守護神-
部屋は静まり返り、三人は黙ったまま。
飛段はぶたれた左頬に手を添えながらうつむいた。
泥「オイラ…リンが言うのもわかる気がする、うん」
飛段が顔を上げると、複雑そうに眉を下げているデイダラが視界に入った。
泥「リンもそうだが、オイラ達はあの時お前らの増援に行っただけだった」
デイダラは二日前のことをはっきりと思い出しながらおもむろに話始める。
泥「サソリの旦那の部下から報告が入ってな。不利だとは聞いてたが、飛段も角都もあんな状態になってるなんて…さすがに誰も思ってなかった、うん」
角(そういう事か…)
内容が読めてきた角都は目を閉じて静かに話を聞く。
泥「でも、着いてみたら二人とも死にそうな状態だったし…。オイラ含めてみんなもすっごく不安だったろうが…リンは人一倍仲間思いだからきっとオイラたち以上に心配したんだろうな…うん」
飛段は眉間にシワを寄せてうつむく。
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