【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第18章 Dawn15.不死と願い-守護神-
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辺りは妙に静かだった。
森の中にいるのに鳥の囀りは聞こえず、太陽の光も全く射してこない。
そこにいるのは、背中を貫通するまで自分の左胸に黒い槍を深く突き刺している飛段、そして、シカマル。
鹿「………」
グラッ――――……
ドサッ……………
シカマルの身体が前に大きく揺れると、うつぶせになるようにして地に伏した。
飛「ケッ…。くだらねェ…。ジャシン様もガッカリだぜ…」
シカマルを見下ろし、鼻で笑う。
飛「はァ………」
しかしそう言いながらも、飛段は溜息を漏らした。
悲しそうな顔でシカマルをしばらくじっと見つめる。
飛(殺らなきゃ殺られる。この世界は…残酷だ)
誰も知らない己の心の痛みを振り払う。
飛段は気を取り直し、腰に手を当てていつもの調子で言った。
飛「さて…角都の方もさすがにもう終わってんだろォ…」
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