第18章 Dawn１５.不死と願い-守護神-

バチチチチチチチッッ！！！



雷鳴と共に、角都が急に顔を苦しそうに歪めた。


飛｢…なっ……！？｣


その瞬間、飛段もギョッとして表情が一瞬で青くなる。

シカマルたちも一瞬何が起きたのかわからず、目を見開いて驚いている。


角｢馬鹿な…。気配も無く、この俺の背後から…。くっ、ぐぅ…。ぐあ…！｣

｢残念だったな…｣


突如現れた者の腕が雷遁を纏い、左側の背中から胸部にかけて貫通していた。

ビリビリと角都の身体中に青い稲妻が走り、痺れるような激痛が彼を襲う。


飛｢ハァーーーーーッ！！？何だよそれェ！お前！物理攻撃は効かねェんじゃなかったのかよ！！｣


角都が一瞬で仕留められた事に目を見開き、焦ったように声を上げる。


鹿｢そ、そうだ！どうやってあいつを…！？｣


シカマルやチョウジも呆気に取られ、目を丸くしている。


｢お前の身体を硬化する術…。さっき結んだ印から見て土遁の性質変化だ｣

角｢俺の…印のスピードを見切っただと…？それに…これほどの雷遁をーー…｣


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