第18章 Dawn１５.不死と願い-守護神-

飛｢くっ…。角都ゥッ！！｣


鎌のワイヤーが切れてしまっていたが、煙から出て来るなり角都に叫んだ。


角｢腕を硬化した。怪我はない｣


その声に応えた角都も白煙から出て来た。


角｢それより影には気をつけておけ｣

飛｢ハッ！何度も同じ手を食らうかよ！｣


そんなことを言っている間にも、二人の方には再び枝分かれした影が迫っている。


角｢飛段、上だ！｣


角都の声に、飛段もすぐに上を向いた。



ブンッ



シカマルは上から起爆札のついているクナイを投げ下ろした。


角(また起爆札…！)

角｢飛段、かわせ！｣


飛段も素早く反応し、二人とも間一髪でかわした。



ザッ
　ザッ



足元にそれが突き刺さった。


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