【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第13章 Dawn11.芸術と約束-憧憬-
――――――――――…
泥(かなり時間かかってるな。もうこれじゃ、コピー忍者がどうこうとか言ってらんないぞ、うん)
デイダラは未だに空を飛行中。
カカシは両手で印を組み、両の人差し指を立て、走りながら目を閉じている。
ナルトはそれをじっと見つめているが、すぐにデイダラへと目線を戻した。
泥(あのガキ、すっかりおとなしくなったな。何を企んでる?)
すると、また突然ドクンと心臓が脈打った。
泥(旦那の方は大丈夫なのか?)
もうさっきから見えなくなってしまっているあの丘。
その丘を遠目で見つめていると、理由もない不安に駆られる。
泥(いや…サソリの旦那のことだ。何てったってあの"赤砂のサソリ"。きっともう片付いてたりしてな、うん)
デイダラは自分を安心させるように、ドクンドクンと不自然な鼓動を繰り返す左胸に、そっと右手を当てた………
_